2006年03月13日

●ウェブ進化論

webshinka.jpg
サイトで何らかのコンテンツを公開しているような人ならきっとこんな事を考えた経験があるに違いないと思うのだが、例えば自分の書いた記事の正確さについてである。
個人運営のサイトではなかなか 100%正確なものを書くというのは難しいが、もしも閲覧した他の人が、自由に自分のページを書き換えて、間違いを正してくれるような仕組みにしたらどうなるだろう。
昨今の状況では、当然落書きされてめちゃくちゃになって行くか spamのいけにえになってしまうのが落ちだろうが、もう少し長期的かつ楽観的に見ると、多くの人がいじっているうちに段々と間違いが淘汰され、正確な記事になって行く様な事もあるいは期待出来るのではないか。
そしてそんな記事を横断的に閲覧出来る仕組みを作ったら、インターネットの世界そのものが大きな百科事典のようになるんじゃなかろうか。
以前からボンヤリとそんな事を考えていたのだが、それがある日Wikipediaに偶然出会い、既にそんなプロジェクトが実際に進行し成り立っている事を知り、私は感嘆した。

□□□

おそまきながら、昨今話題沸騰のこの一冊は読んでおかなければならないと思い、書店で別の本と一緒に購入した「ウェブ進化論」。
著者はITコンサルタントでシリコンバレー在住、ユニークな業務展開をする「はてな」の取締役でもある梅田望夫氏。
まだ途中までしか読んでいないのだが、普段何となくネットの世界を漂っていただけの私は、冒頭の数章を読んだだけでガーンと頭に一撃を食らったような衝撃を受けた。
曰く、Googleは知の世界の秩序を再編成している。。。 Amazonは今やネット小売業者でなくテクノロジー企業だ。。。 
上記の Wikipediaはオープンソース(という言い方はちょっと抵抗があるが)現象の例として出て来るのだが、どれもまさに目から鱗。

ネットを徘徊する人にはお奨め、そして「こちら側」の世界を追求する業界に身を置くエンジニア(私もそのはしくれ)の方は、ぜひ読んでおいた方が良いだろうと思う。

Posted by H.Kuma at 2006年03月13日 23:30
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