2008年07月07日
●スカイライナー
空港アクセス30年、スカイライナー物語 (産経デジタル「iza:イザ!」より)
懐かしい。スカイライナーが走り始めてもう30年にもなるのか。私が初代のAE車に出会ったのは、今はなき津田沼第一工場の留置線だ。当時は中学生だったと思うが、なかなか良い場所が見付からなかったのか、遠くから撮った写真が一枚だけ実家のアルバムに残っている筈だ。その頃は通勤電車に毛の生えたような有料特急「開運」を走らせていた京成に、こんなデラックスな特急車両が入って来るなんて、まさに夢のようだった。かつての特急車伝統色を復活させたマルーンとクリームのその塗り分けも、どことなく落ち着いた気品を感じさせてワクワクしたものだ。

残念ながら当初は空港運輸に就けず、その頃のピク誌には「国家的損失」などという少々大げさな?表現もされている。その後素っ気無い「特急」の幕を掲げて細々と参拝客輸送を行なったりもしていたが、私が大学生になった頃にようやく空港までの営業を開始、鉄研の仲間数人でわざわざ千葉から上野まで出向いて折り返し、全行程の完乗を果たしたのも懐かしい思い出だ。もちろん空港なんぞには無縁の我々だったので、地上にも出ずにそのままとんぼ返りだったが。その成田空港駅も今はホームを半分に縮小し、一支線の東成田駅になってしまった。
思えば特急電車に「ライナー」という名称を冠したのは、国内では京成が最初だったんじゃなかろうか。その後AEはAE100に置き換わり、その現役編成も成田新高速鉄道開通の暁には第一線を退く事になるとの事。あぁ、時代は変わる、そして歳をとるわけだな…。