2007年04月10日

●東京人「都電のゆく町」

今月の東京人は特集「昭和30年代都電のゆく町」との事。

http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html

こりゃー、30年代生まれとしては、買わないわけにゆかないな…。
表紙がまんま、三丁目の夕日だし。
そういえば、続・三丁目の夕日 は11月公開ですね。

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2007年03月04日

●トワイライトゾ~ン MANUAL15

ようやく発売になりましたね、MANUAL15。毎年10月頃までには発売されるんだけど、今回は年を越して2月末の発行となりました。
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いつものごとく読み応えはありそうですが、東武東上線男衾駅の軍用線跡が私にとっては新しい発見でした。東上線は他にも課題がいくつか残ってるので、今年は集中的に訪問してみようかな?

関連リンク http://michee-n-blog.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/manual15_b03d.html
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2007年02月12日

●鉄系雑誌

最近は殆ど購入しないんだけど、年明けて1~2月は買いたい特集ラッシュ。「とれいん」の"世界へはばたく標準軌!"(笑)は買い逃しましたが、「鉄道ダイヤ情報」の新京成特集、そして「鉄道ピクトリアル」の京成臨時増刊は買いでしょう。とりのさんぽさん もご購入。
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それともう一冊、これも久々のTMSですが、最近リンクさせて頂いた 畑川さん のレイアウトが掲載されてます。30年近く前、No.384でご一緒したかた、と言ってもたまたまページが隣り合わせになっただけなのですが。レイアウトコンペ常連でもある、モデラーでは著名人ですね。

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2006年11月05日

●中央線の塊

この表紙見たらもう、中身確認する前に手ぇ出してますって。中央線の塊「オレンジ電車よ、さようなら」って特集タイトルが泣かせます。中央線なヒトの三善里沙子氏と中央線に厳しいリリー・フランキー氏の対談が目玉かな。「東京人」の中央線特集は過去に4回程「中央線の魔力」として出てますが、Nゲージの201系も以前表紙になってましたね、確か。
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書籍と言えば、今年は「MANUAL」が出ませんね。
メモリーズの第2弾も期待してるんだけど、まだ先かな?

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2006年11月02日

●ガウディの伝言

既に120年以上も建設が続いているガウディのサグラダ・ファミリア。日本語にすると聖家族贖罪聖堂という事になるが、その建設に参加している一人の日本人彫刻家が存在するという事は、この本を読むまで全く知らなかった。現在、サグラダ・ファミリア教会主任彫刻家の外尾悦郎氏著。(光文社新書)

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彼は石が彫りたくて彫りたくて、単身ヨーロッパへ渡った人だが、たまたま乗った列車でバルセロナに辿り付き、教会の脇に積まれていた石を見て、これを一つ彫らせて欲しいと頼み込む。そこから筆者の30年近い仕事が始まるわけだが、その経緯を含む内面から見たサグラダ・ファミリア、そしてガウディの設計思想の凄さが描かれていてとても興味深い。

一般に写真で良く紹介されているのはこの外尾氏が彫刻を手がけた「生誕の門」で、これだけでも驚愕に値する圧倒的な存在感を持った造形なのだが、実はまだ建物の側面入口にしか過ぎないというのが事実だ。この後、正面入口となるメインファサードや、主塔となるイエスの塔が建設される予定だが、主塔は高さ175mにも達するとの事で、現在の生誕の門100mに対し、さらに75mも高い建築物がその背後に聳え立つ計画なのだ。


この本の言及ポイントをいくつか挙げてみる。興味のある方はぜひ読まれたし。

・設計図なしでどうして建設出来るのか
・いったい、いつ完成するのか
・その構造は自然界を師とし、合理的
・曲線のようだが、実は直線を主体として構成
・当時から既にエコロジカルな設計をしていた
・絶賛する人(その一人がダリ)と酷評する人に分かれていた
・長年の危険な足場作業にもかかわらず、誰一人殉職者が出ていない
・当初は石で作られたが、途中からコンクリートに変更
・巨大な楽器であり、照明装置でもある
・その完成を、未来に実現するであろう技術に託していた?

もちろん、外尾氏が彫刻を手がけた経緯や、ガウディの残したヒントを頼りにそれらを実体化して行く過程についても詳しく書かれている。そして日本人の彼が、スペインの職工や指導者達にどうやって受け入れられ、信頼されるようになって行ったかについても。

私が学生の頃、講義の合間を縫っては学内の図書館に入り浸り、専門とは全く無関係の近代絵画や建築の本を読み漁っていた時期がある。その時に、写真を一目見てその威容…いや正直なところ「異様」さに大きな衝撃を受けたのがこの建築だ。数えてみるとちょうどその頃から、外尾氏はこの教会の建設に加わっていたようだ。

その後、写真やテレビ等で目にする機会がある毎に私の中では魅力が蓄積されて来ていたのだが、この本を読んでついに実物を見たい!という衝動が私を突き動かし始めた。さぁ、それが実現するのはいつの日か?そして、果たしてその時サグラダ・ファミリアは完成しているのか?あるいはさらに未来へと夢を繋いでいるのだろうか。著者の締めの言葉「サグラダ・ファミリアで会いましょう」が、今も心の中に響いている。

サグラダ・ファミリア外観(November 2004) Wikimedia Commons より
右側茶色の部分が生誕の門
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完成予想略図

関連リンク:
http://hiro1603.blog80.fc2.com/blog-entry-18.html
http://asayomi.seesaa.net/article/25955046.html
http://3daime.blog.shinobi.jp/Entry/101/
Gaudi and Barcelona Club
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2006年08月31日

●日本の名列車

「鉄道ジャーナル」、「旅と鉄道」等の編集長でお馴染みの、竹島紀元氏の著書。過去両誌に掲載された文章や列車追跡シリーズの記事などを集めたものだ。
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「富士」「櫻」に始まる日本の特急列車変遷を綴った「列車愛称の77年」や、氏の人生に深く印象を残した列車について書いた「私の心に生きつづける愛称と列車」など、今回書き下ろしの章もいくつか読める。もう八十歳になられる竹島編集長、いまだ現役は頼もしい限りである。

参考リンク: http://boseskinhead.blog2.fc2.com/blog-entry-400.html
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2006年07月28日

●Nゲージレイアウト作りに挑戦!

本の話題が続きますが、技術評論社から池田邦彦さんの「Nゲージレイアウト作りに挑戦!」という本が出ます。(7/31発売:2,180円+税)
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定尺ベニヤサイズのレイアウト作りをその第一歩から著者自らが行ない、初心者の方にもわかりやすく解説した楽しい本です。実はちょうど今(7/26-31)開催中の鉄道模型ショウにてその完成したレイアウトが展示されていますので、こちらと合わせてご覧になると、今までレイアウト製作の経験の無い方もきっと作ってみたくなるのではないでしょうか。この週末は松屋銀座にお出かけするのもよろしいかと。

ちなみにサンプル本が手元にあるのは、私の前作パイクもちょっとだけ顔を出しているからでして…。

参考リンク

http://green.ap.teacup.com/nijirail/82.html (下の写真がそのレイアウト)
http://modelrr.net/archives/2006/08/n_kato.html

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2006年07月22日

●巨匠に教わる絵画の見方

たまにはちょっとジャンルの違う本をご紹介。実際のところ絵も好きで、ちょこちょこ見に行ったりもする事がありますが、この本は普通の美術書とは少々毛色が違います。

巨匠に教わる絵画の見方
視覚デザイン研究所
(1850円+税)
ASIN: 4881081241
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ようは画家が他の画家の作品に対してコメントした語録を集成したもので、褒め称えたのあり、こき下ろしたのありで、とても面白い。ルネサンスから20世紀美術まで色々な画家が登場しますが、美術の教科書とかだとほとんど出て来ないような人間的な情報もわんさか。

気楽に楽しめますんで、お勧めです。残念ながら Amazonだと既にユーズドしか無いようですが、店頭等で見かけたらぜひ中を覗いてみて下さい。そういえば今年は9月にダリ回顧展が開催されますね。シュルレアリスム好きな私としてはぜひ見に行きたい所ですが、相当混むだろうなぁ。

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2006年05月13日

●日本奥地紀行

ibird01.jpg イザベラ・バードという女性をご存知だろうか。1831年、英国生まれ、病弱だったため医者に航海をすすめられ、23歳頃よりアメリカやカナダを訪問。40を過ぎてから本格的な旅行(と言うより探検に近い?)を始め、オーストラリア、日本、マレー半島、チベット、朝鮮等を巡って歩く。その生涯を旅に過ごし、1904年72歳で亡くなる。
 数々の旅行記の中で、明治11年の6月から9月にかけて当時47歳の彼女が日本の東北地方から蝦夷地を主に馬や徒歩で旅して周り、記述されたのがこの本「日本奥地紀行」(原題:Unbeaten Track in Japan)だ。実は書店のフロア最奥地に昔から平積みされているのに目をつけていて、いつかは読んでやろうと考えていた本だが、ある理由によりそれを躊躇していた。


ibird02.jpg 手を出しそびれていた要因はこの厚さ。新書で500ページを超えているボリューム感は、背景のトワイライトゾーンMANUALと比べても相当なものがある。これは腰を落ち着けてかからないといけないと思いチャンスを伺っていたが、このGWに読む事にしたのだ。

 船上から富士山を仰ぎ見つつ横浜に上陸すると、そこは着物を着た5フィート足らずの男達が動き回る一寸法師の世界。陸上交通としては荷車や人力車が走り回り、汽車がようやく横浜から東京まで通じた頃の時代だ。この地で旅の準備を進め、優秀だがずるがしこい面もある従者兼通訳「伊藤」を雇い、まずは人力車に乗って粕壁を経由して日光へ。そこから馬に跨り、殆ど裸同然で暮らしている農民達の極貧な、しかし子供達を大切にする生活習慣に落胆したり感心したりしつつ、自身も宿毎に襲ってくる蚤虱の大群や、「ぞっとするほどいやなもののスープ」(味噌汁)や、調教という事をしない日本人の駄馬に苦労しながら会津、新潟、山形、秋田へと道なき道を抜けて行く。
 非常に面白く、かつ興味深い。作者は旅行記だと言っているが、人々の生活の記述や随所に挿入された作者自身によるイラストを見るにつけ、やはりこれは明治期の日本研究書に値するものと言えると思う。

 全体は作者から故国の妹に送る手紙をベースに書かれており、第1信から第44信に渡る。原文に忠実に訳された結果だろうか、少々日本語の文章としてどうかな?という部分がある気もするが、それはかえって作者の意図を正確に伝えるのに役立っているのだろう。実は今日現在シオリが本の半分より前の方にあるのだが、これからまだ後半分を楽しめると思うとワクワクする。まだ見ぬ蝦夷地、そしてアイヌの人々との巡り合いがこの先の旅程に控えている。

参考リンク
http://d.hatena.ne.jp/v_m_n/20060513/1147491268
http://yukisayo62.exblog.jp/3042117
http://blogs.yahoo.co.jp/futoritaimon/34406012.html
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2006年03月21日

●鉄道の文学紀行

「鉄道の文学紀行」(佐藤喜一著)という新書を、ウェブ進化論と一緒に買った。
北海道から九州まで、国内の文学に登場する12の駅を中心に訪ねて歩く旅。
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金色夜叉の舞台となる熱海へ、主人公の二人はどのようにして行った事になるのだろうか。
時は明治30年頃で、東海道線はまだ御殿場まわりの時代だ。
考証によると新橋から官鉄の汽車で国府津へ、そこから小田原までは鉄道馬車。
小田原からは、かの「豆相人車軌道」に揺られて熱海入りしたのではないか... と。
他にも佐藤春夫の犬吠駅、高松光太郎の二本松駅、新しい所では、宮脇俊三氏「時刻表昭和史」の舞台、今泉駅などが取り上げられていて興味深い。
以前家族で行った事のある宿が、実は文学史に残る名作を生み出した多くの文人達が投宿した老舗だった、という事も思いがけず判明してしまった。

Posted by H.Kuma at 22:42 | Comments [0] | Trackbacks [1]
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